焼き肉の定番といえば、何と言っても牛タン、カルビ、ハラミ、ロース(リブロース)。
少し変わっている部位としては
- ランプ(別名いちぼ)
- 中落ち(牛角で有名になったかな?)
- ざぶとん(ハネシタ)
- ぶりすけ
ホルモンも入れたら、キリがありません。
そんななか、ツラミという部位をご存知でしょうか。
本日は、奈良にある焼肉店でツラミのお肉を食べたことをきっかけに、焼肉のツラミについて興味が湧いたのであれこれ調べてみました。
大和西大寺から北に徒歩約5分、ちょっとリッチに希少部位も食べられる焼肉屋があります。写真は他店であまり見かけない「つら刺し」です。毎月1回は肉の日として(個人的に)焼肉を食べている私が、今回おすすめするお[…]
ツラミってなに?
「牛は捨てるところなし」と言われるほど、すべての部位を食すことができると言われています。
普段食している牛の部位でメジャーなものといえば
- タン(タン元、タン先)
- カルビ(バラ)
- ロース(肩、リブ)
- ヒレ(ヘレともいう、またはサーロイン)
- ハラミ
- ミノ
- てっちゃん
- ハチノス
- ハツ
あたりでしょうか。
そんな中、本日おすすめしたい部位はツラミという部位なんです。
ツラミとは、牛のツラ(面)すなわち顔の特に頬の部分のお肉を指します。
特徴としては、よく動く部分なので味が濃厚というのがあります。
またツラミの中でも
- 頭部の肉全体は、カシラと呼ばれる。
- 頬とコメカミが、上物とされている。
こんな違いがあります。
ただしツラミはもともと歯ごたえがある部位なので、厚みによっては硬く食べづらいことも多いようです。
よって一般的に提供される際は、薄くスライスされることが多いようですね。
そんなツラミを生で味わえるお店が奈良にあった!!
実はそんなツラミが味わえるお店が、うまいものなしと言われている奈良にありました。
大和西大寺駅を降りて北に5分。焼肉火花というお店です。
大和西大寺から北に徒歩約5分、ちょっとリッチに希少部位も食べられる焼肉屋があります。写真は他店であまり見かけない「つら刺し」です。毎月1回は肉の日として(個人的に)焼肉を食べている私が、今回おすすめするお[…]
ここではツラミを刺しにして提供していますので、なんと生で食べることができました。
生肉が食べられる機会が減ってきた昨今、やっぱり生肉には生肉のうまさってありますよね。
ユッケ肉が食べられなくなって8年
あなたは覚えていますか? レバ刺しの集団食中毒事件。
2011年、焼肉酒家えびすの集団食中毒事件です。
この事件を機に、生肉そのものが食べられなくなってしまいました。
この時はレバ刺しを全面禁止にしたのですが、当時の風潮として生肉=アウトと自主的に(または時代の流れとして)判断され、レバーに限らず、ほとんどの牛肉は生食できなくなりました。
当然、生肉を細かく刻んで提供する商品=ユッケも、焼肉屋からその姿を消していきます。
苦し紛れに(言い過ぎ?)、牛肉に代わり馬肉やマグロ、カツオなんかでユッケを提供する時代が到来します。
事件後、厚生労働省は厳格な基準を設け、それをクリアすれば部位によっては生で提供することも出来るようになりました。
生肉(ユッケ)好きにとっても、焼肉火花はおすすめ
広く提供されていないけど
というかたは、ぜひツラミを提供しているお店にいって食してみてください。
カルビやロース、ハラミといった定番の部位にはない味わい深いものがあります。
また、ユッケとは調理方法が少しことなりますが、生肉好きの方なら奈良の大和西大寺駅近くにある「焼肉火花」はおすすめです。
大和西大寺から北に徒歩約5分、ちょっとリッチに希少部位も食べられる焼肉屋があります。写真は他店であまり見かけない「つら刺し」です。毎月1回は肉の日として(個人的に)焼肉を食べている私が、今回おすすめするお[…]