10月20日 に発表されたグーグルのPixel 6 シリーズはグーグルが開発したSoc、Google Tensorによって可能になった機能が優れているため注目を集めています。その初の独自プロセッサーGoogle TensorはAI機能を中心に、セキュリティや画像処理など8つの新しい機能を持っていて、行われた発表会では「最も進化したスマートフォンカメラ」として紹介されました。この記事ではその8つの機能を紹介します。
新機能の紹介
Google Tensorは2+2+4の8コアで、2xCortex-X1(2.80 GHz)、2xCortex-A76(2.25 GHz)と4xCortex-A55(1.80 GHz)という組み合わせを搭載しています。そして、この組み合わせで開発が可能になった新機能が以下の通りです。
アシスタント音声入力
より優れた音声認識と言語処理によりメッセージ系アプリではハンズフリーで修正、絵文字の挿入、送信などの操作が可能になりました。
リアルタイム翻訳
LINEなどのチャットアプリで表示されている言葉をシステム言語に自動に翻訳してくれます。その他にも、音声や動画などの自動翻訳を文字起こし、カメラを使った画像の文字を翻訳と、通話をサポートする通訳モードによる翻訳ができる機能です。
レコーダー
音の種類を判別したり、音声を地頭的に文字変換がついたレコーダーです。自動的に文字に変換して、拍手、音楽などのタグを付けることができ、特定の音声ファイルから録音内容も検索できるようになりました。
消しゴムマジック
カメラはハードウェアも強化しましたが、この消しゴムマジックは写真に数回タップするだけの簡単な動作で、写真に写る余計な人や物を消去する対象ができる機能です。Google Pixel以外のスマートフォンで撮った写真でも使えて、省けたいものをまとめて削除する事もできるし、1つずつ削除することもできます。
モーションモード
長時間露光や流し撮影などの動きのある写真を簡単に撮れる機能です。
顔フォーカス
背面のメインカメラと超広角カメラで撮れるデータを使って、人の顔は絶対ブレない写真が撮れる機能です。
リアルトーン
さまざまな人種に配慮した、自然な肌の色を実現するための機能で、インクルーシブなスマートフォンを目指してできたものです。
超解像ズーム
Pixel 6 Proでは最大20倍ズームまで対応していて、遠くの写真をズームしても解像感を保ってくれます。
最後に
Pixel 6シリーズはおサイフケータイ、Felicaをサポートしており、Google公式ストアでSIMフリー版が販売予約されていて、今月の28日が発売日となっております。販売価格は以下の通りです。
- Pixel 6 128GBー7万4800円
- Pixel 6 256GBー8万5800円
- Pixel 6 Pro 128GBー11万6600円
- Pixel 6 Pro 256GBー12万7600円