あなたは、家電を買う際に事前にネットで調べて最安値をスマホ画面に出したまま、家電量販店で同じような家電を見つけて動作確認や値段の確認した経験、ありますか?
そんな時、展示品に限りという理由で価格の安い商品に出くわすこともありますよね?
と思った、あなた。
そんなあなた達に向けて、本日は
について、様々な切り口でお話します。
家電製品は高額なので、少しでも賢く購入していきましょう。
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店頭に並べられた展示品の家電は、買うのあり?なし?
はじめに、ズバリ展示品の家電の購入はありかなしか。
私個人的には(モノや条件にももちろんよるのですが)通常店頭販売価格の2割引き以上の割引額ならアリだと思います。
定価じゃなく通常で売られている時の値段から、2割引きってことです。
展示品を購入するなら、耐久年数を考えて購入するべし
展示品を買う際、やはり一番に気になるのは
ということ。
価格と性能についてのバランスは、耐久年数を参考にしてみるといいかもしれません。
耐久年数とは「壊れるまでに作動する期間は、このくらいだろう。」という目安です。
ちなみによく似た言葉で、耐用年数というのもあります。
ざっくりいうと「最低限利用できる年数」みたいな扱いです。
税金、国税局、減価償却がらみで必要になってくる知識になりますが、今は細かな違いは知らなくて大丈夫です。
一説によると、何十年も壊れない物(特に家電や端末など)をつくる技術は、存在しているんですって。
しかし、それをしてしまうと新作を誰も買ってくれない。
だから、数年ぐらいは持つっていうくらいのクオリティで、新作を作っているようです。
だからこそ、物によっては(当たりの商品)耐久年数の倍ほど頑張ってくれるアイテムに出会うこともあります。
逆にハズレ商品だった場合は、耐久年数の半分も行かない場合もあります。
ともあれ、それぞれの家電について耐久年数と耐用年数をまとめました。
家電の種類 | 耐久年数 | 耐用年数 |
---|---|---|
液晶テレビ | 6~7 | 5 |
冷蔵庫 | 10~15 | 6 |
洗濯機 | 7~8 | 6 |
エアコン | 7~10 | 6 |
掃除機 | 7~8 | 6 |
電子レンジ | 10~12 | 6 |
パソコン | 5~6 | 4 |
例えば店頭に置いてあるテレビを例に、考えてみましょう
例えば、今あなたは展示品のテレビを買おうか悩んでいるとします。
先の耐久年数を見ると、液晶テレビの寿命(耐久年数)は6~7年が多いようです。
さらに、耐用年数が5年であることを考えると液晶テレビは
- 最低でも5年間は使っていきたい。
- できれば6~7年は使っていきたい。
そんな商品だとわかります。
テレビの寿命を迎えるスピードは、あなたの(テレビを見る)環境によって大きく変わりますよね。
365日欠かさずテレビを見る人もいれば、1年のうち家にほとんど居ないって人も居ます。
そこでテレビに関しては年数で扱うのではなく、時間で寿命を考えます。
1日24時間×1年365日=8,760時間。1年は8,760時間です。
これに耐久年数の6年を掛け算すると、6年×8,760時間=52,560時間。
すなわち一般的なテレビであれば、52,560時間程度なら故障するリスクが低いと分かります。
展示されていた家電がどの位使われていたか、店員に尋ねよう
展示品は通常の販売価格より安くなっていますが、寿命間近ならならば損しかありません。
気になるのは「約50,000時間みることができる内、すでに何時間使われていたか?」ということ。
これを考える必要があります。
そこで、店員にこう尋ねるのです。
この時の返答を、覚えておきましょう。
メモした後は
- どのくらい寿命が残っているか?
- 割引額を考えた時に、お買い得なのか?
これについて検討していきます。
展示品の寿命を計算する方法
家電量販店の営業時間は、だいたい10:00~23:00だと思います。
コロナの影響で営業時間を短縮しているところもありますが、目一杯点いていると仮定し、ここでは営業時間を13時間に想定します。
さらに、多くの家電量販店はおよそ半年から1年で商品を入れ替えます。
ここでは、最長を考えて展示されていた期間は1年としましょう。
棚卸しの為にお休みがあることもあるでしょうから、1年間の営業日数は360日として、この間ずっとテレビが付いていたと、仮定します。
13時間×360日=4680時間
50,000-4680=45,320時間(約5.1年分)
45,320÷50,000≓0.906=約90%
なんと、新商品として1年間通電されたテレビでも約90%の寿命は残っている計算になります。
テレビを付けたり消したりしても寿命は減っていくし、チャンネルの切り替えも考慮しなくてはいけないのですが、今回の計算は簡略化のために、そのあたりの細かいことは一切考えていません。
よって仮に1年間電気屋に置かれていたとしても、残り5年ほどは使える計算になります。
展示品の値段は、向こう5年間使うことを想定した金額だということになります。
ネットで調べて、リアル店舗で買う時代
さんざん展示品の話をしていますが
と言う人は、昨今多いと思います。
ネットと言うのはいわゆる通販(アマゾン、楽天、価格コムで最安値がついているサイト) です。
公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)が、「2016年1月13日に家電購入における通販サイトと実店舗の利用実態調査結果」を発表しているのですが、家電購入者数のうち
- 実店舗を利用した購入割合は68.2%
- 通販サイトでの購入が46.6%
という結果が出たそうです。
ショールーミングとWEBルーミング
このように、実物を実店舗で見て確かめてからネット通販で購入する行為をショールーミングと言うそうです。
ショールーミング(showrooming)とは、小売店で確認した商品をその場では買わず、ネット通販によって店頭より安い価格で購入すること。 ネット通販では、従来型の小売店よりも安価な価格で商品を提供することが多い。
引用 ショールーミングーウィキペディア
また、私はちょっと違うんですが
- ネットでデジタル家電を見て
- 価格を参考にしながら
- 実店舗でリアルに触れて
- 安いほうで購入する
このように、値段で選ぶことが多いです。
こっちはショールーミングをもじってWEBルーミングと言ったりもするそうです。
Webルーミングとは、インターネット上のオンラインストアなどで商品の詳しい情報を事前に調べ、オンラインでは購入せず、商品は実店舗で買い求める、という購入形態を指す語である。 Webルーミングの語は「ショールーミング」(showrooming)をもじった言い方である。
引用 IT用語辞典 Weblio辞書
家電に限らず、贈り物や衣服についてもWEBルーミングが浸透していますよね。
まとめ
展示品として置かれている家電の多くは、寿命が概ね90%以上残っている可能性が高いことがわかりました。
価格が高い・低いは主観によるので一概には言えませんが、個人的には
と考えています。
お得に買い物したいと思う気持ちは皆同じなので、リサーチを万全にして納得いくアイテムをリーズナブルにゲットしちゃいましょう!