オランジーナの販売中止の理由は?海外では発売してるの?再販の可能性についても

この記事では、オランジーナの販売中止の理由について解説しました。日本でも人気を誇った、爽やかなオレンジ炭酸飲料「オランジーナ」。名前も可愛くて、見た目も味もすっきりリフレッシュできるような、人気商品でしたね。しかし、現在オランジーナは販売中止となっており、どこで買えるのか気になっている人も多いそうです。全国のオランジーナファンの人のために、販売中止の理由や買える方法を調べてみました。ぜひ最後までお読みください。

オランジーナの販売中止の理由は?

かつて日本の自販機やコンビニで大人気だったオランジーナ。現在は、国内での通常販売が休止されているようです。理由は大きく分けると3つあると推測できます。公式サイトでも休売していると表記されているオランジーナですが、オランジーナファンの人たちのために、なぜ販売中止になってしまったのか徹底分析していきたいと思います。

意外と人気が出なかったから?

オランジーナが販売中止になった理由の1つは、日本の炭酸飲料市場における競争激化と、消費者のトレンドの変化にあるでしょう。発売当初はフランス生まれの「果実の味わいが楽しめるプレミアムな炭酸」として一世を風靡したオランジーナ。しかしその後は、他社から次々と競合商品が登場しましたよね。地位を維持するために、味の改良やブランドのリニューアルを重ねてきましたが、日本の飲料市場において長期的に安定したシェアを確保し続けることが難しくなったのでしょう。

オレンジ果汁の不足問題?

オランジーナが販売中止になったもう1つの理由は、オレンジ果汁不足によるものです。近年、飲料業界を揺るがしている世界的なオレンジ果汁の深刻な不足と価格高騰。オランジーナ販売中止の、決定的な要因の1つとなったのではないかと考えられます。日本のオレンジ果汁は、大半をブラジルなどの海外からの輸入に頼っています。現地での天候不順や、柑橘類の木を枯らせてしまう「カンキツグリーニング病」という病害の蔓延により、記録的な大不作が続いているそうですよ。

円安の影響も

オランジーナが販売中止になったのは、円安も関係しているのではないかとされています。上記で解説したオレンジの不作問題に加え、歴史的な円安が重なっている昨今。日本は、果汁の買い付け競争に苦戦を強いられることになりました。オランジーナは果汁12%という「高めの果汁比率」を売りにしていた商品。この原材料不足とコスト直撃のダメージが大きかったのではないでしょうか。

海外では発売してるの?

オランジーナは、海外では販売が続いていることが分かりました。オランジーナは1933年にアルジェリアでスペイン人化学者によって開発され、フランスに持ち込まれた飲料。フランスをはじめヨーロッパ、北アフリカで長年にわたり高い人気を誇っています。現在も、ヨーロッパの清涼飲料市場において主要ブランドの1つ。日本でいう「三ツ矢サイダー」や「コカ・コーラ」のような国民的な大定番の炭酸飲料です。親会社のサントリーが、ヨーロッパ市場向けに販売を継続しているそうですよ。

日本と海外のオランジーナの違いは?

海外で販売されているオランジーナと、かつて日本で製造されていたものとでは、実はその中身が若干違っているそうです。日本のオランジーナは、日本人の繊細な味覚に合わせて柑橘の苦味を抑え、スッキリとした爽快感のある味わい。これに対し、フランスなどのヨーロッパで流通している本場のオランジーナは、オレンジの果皮のほろ苦さや濃厚な果汁感がよりダイレクトに感じられる力強い仕上がりになっているそうです。

海外から取り寄せても同じ味?

オランジーナが日本で販売中止となってしまいましたが、それをカバーするために海外からオランジーナを取り寄せても、違う風味のものが届く可能性があります。日本のオランジーナが恋しいからといって、海外からそのまま並行輸入などで取り寄せることは注意が必要でしょう。もちろん、海外版のオランジーナのほうが口に合う人もいるでしょうから、試してみる価値はありますね。

オランジーナが再販される可能性は?

オランジーナが日本で再販される可能性は、現時点で公式なアナウンスがありません。しかし、可能性が完全にゼロというわけではないでしょう。日本の飲料業界では、過去に販売終了や休売となった商品が、ファンの熱狂的な声や署名活動などをきっかけに、限定という形で復活するケースが多々あるからです。オランジーナは今でも知名度が高いため、世間の復活を望む熱量が十分に高まれば、何らかのイベントや記念企画の目玉として一時的に再販されるチャンスはありそうですね。

オランジーナは日本発祥?

オランジーナは、公式サイトにも書かれているようにフランス生まれの飲料です。しかし、現在販売中止を発表しているのは、日本企業のサントリー。「え、オランジーナって輸入じゃなかったの?」と驚く人もいるのではないでしょうか。実は、オランジーナはフランス生まれのジュースである一方、刻まれたその歴史は深いものでした。

参考:サントリー

2009年の大規模買収

オランジーナは、1936年にフランスの地中海沿岸で誕生した飲料です。その後、フランス国内で爆発的な人気を誇る「国民的炭酸飲料」へと成長。長年フランスの企業によって製造・販売されていました。そのため、ブランドのルーツやアイデンティティは100%フランスにあると考えられているそうです。しかし2009年、日本のサントリー(サントリーホールディングス)が、オランジーナを製造・販売していたフランスの飲料大手「オランジーナ・シュウェップス・グループ」を買収。同社を丸ごとサントリー傘下に収めたのです。

日本の商品になったオランジーナ

オランジーナがフランス企業から日本企業に移り、サントリーの商品となりました。サントリーが親会社となったことで、オランジーナの展開には変化が生まれています。日本で発売されたオランジーナは、サントリーが日本人の好みに合わせて、フランスの本場版よりも少し苦味を抑え、すっきり爽やかにアレンジして国内の工場で製造しています。サントリーのグローバル商品となったオランジーナはフランスのルーツを含みながらも、日本人の口に合うように工夫されていたのですね。

まとめ

オランジーナが販売中止になった理由を解説しました。オランジーナは現在、日本企業であるサントリーの商品となりましたが、もともとはフランスで生まれた国民的飲料でした。日本でもオレンジ味の炭酸飲料として定番化していましたが、現在も販売が続いている海外諸国でもまた、長く愛されているそうですよ。日本での再販については目途が立っていないようですので、気長に待ちたいですね。