まだ2022年が始まって間もないですが、今年は数々の新作ゲームが発売予定のためゲーマーにはとても嬉しい年となっています。2021年も新作やリメイク版のゲームが多数発売されましたが、今年はそれを更に上回っていると思います。1家に1台はあるとされている家庭用ゲーム機ですが、PlayStation 5 (PS5)やXBO oneなどの最新型では年々変わっていくグラフィックのリアル感やフレームレートの向上によって、プレイ時の滑らかさ、より緊迫感や没入感が味わえるようになってきました。Nintendo Switchでは、昔懐かしい作品のリメイクやSwitchならではのゲームが気軽にどこでもプレイできるようになりました。家族で楽しめるゲームからオンラインで世界中の人と遊べるゲームなど、好きなジャンルは人それぞれです。今回は、Nintendo Switchで発売されたポケモンゲームの紹介とレビューをしていきます。
ポケットモンスター シャイニングパール/ブリリアントダイヤモンド
2021年にNintendo Switchのタイトルとして発売された今作は、DSソフトで発売されたパール/ダイヤモンドのリメイク版になっています。DS版で出た際には、DSのタッチスクリーンを活かしたコマンド選択や地下探検、人気の高い第4世代のポケモンが数多く登場するなど、従来のポケモンゲームとは違った楽しみ方ができるため、高い人気を誇りました。
リメイク版となる今作は、DS版のストーリーなどにはあまり手を加えず、システム面やグラフィックなどが大幅に変わっています。戦闘したポケモンだけでなく、他の手持ちのポケモンにも経験値が入ったり、DS版には存在しなかったフェアリータイプの導入、戦闘シーンでの背景も反映されたりしています。その他にも、探検セットを使って化石掘りを楽しめる地下では、鉱石や化石だけでなく、今までのポケモンの御三家が手に入るなどのポケモン好きには嬉しい仕様もあります。更に、第4世代といえば数多くのキャラクターのなかでもトップクラスの人気を誇るシロナも登場します。AIによって戦闘面でのタイプ相性の考慮や押し引きの正確さは歴代最強と言われる程の難しさになっており、四天王戦やチャンピオン戦は一筋縄ではいきません。歴代の伝説ポケモンも登場するため、ポケモンパール/ダイヤモンドが好きだった方や、ポケモンに興味がある人にはおすすめのタイトルになっています。
ポケモン 不思議のダンジョン 救助隊DX
この作品は2005年に発売されたポケモン 不思議のダンジョン 赤の救助隊/青の救助隊のリメイク版になります。赤の救助隊はゲームボーイアドバンス(GBA),青の救助隊はDSで発売され、トレンドともなったので覚えている人も多いと思います。
不思議のダンジョンシリーズは従来のポケモンと異なり、ターン制のバトル形式ではなく、風来のシレンのようにランダムで構成されるダンジョンを探索していくローグライク系のダンジョン攻略RPGになっています。
ある日突然、人間だったはずの主人公が目を覚ましたらポケモンになっていて、相棒と共にポケモンの世界の問題を解決していくストーリーになっています。
数多くのポケモンが存在し、ダンジョンで次々に襲ってくるポケモンに対して、技のPP(パワーポイント)やアイテム、空腹度などのリソース気にしながら進んでいかなければいけません。負けてしまったら、アイテムをロストしてしまい入口に戻されるなどのローグライクならではのペナルティも存在します。そして、このシリーズの醍醐味と言っても過言ではない友情を描いたストーリーにも注目してプレイするとより楽しめます。他にも、やり込み要素も数多く存在し、完全クリアを目指すなら約100時間は必要とも言われるほどです。第三世代までの伝説のポケモンを仲間にしたり、育成をしたりなど、やり込み要素が好きな方にもおすすめできる作品になっています。
今回紹介したのは、ポケモンのリメイク作品でしたが、どちらとも完成度が高く、どの年代でも楽しめるような作品になっています。昔やっていたゲーム以来プレイしていない人も少なくないので、この機会に再度プレイしてみるのも面白いと思います。日本だけでなく、世界でも人気のポケモンゲームに今後も期待が高まります。