F1の国際レーシングコースを、自分も疾走できる。
こんなわくわくしゃちゃう体験を、先日経験してきました。
この記事では、2016年にオープンした鈴鹿サーキット「サーキットチャレンジャー」のレビューをしていきます。
なお、価格等については2018年6月時点のものです。
鈴鹿サーキットのサーキットチャレンジャーとは?
鈴鹿サーキットのサーキットチャレンジャーとは、2016年に鈴鹿サーキットにオープンしたアトラクションの一つ。
F1のコースとして使われている鈴鹿サーキットのコースの一部(東コース)を、専用の車体に乗って疾走します。
黒色のボディがかっこいいですね。
コントロールは手元のハンドルのみで、アクセルもブレーキも、ギアチェンジまでもがすべて手元のハンドルで出来ちゃいます。
車体が低いのでより疾走感が味わえるし、操作に必死になるのであっという間の約10分間です。
実際に運転している様子(ドライバー目線)はこんな感じ。
上の動画を撮影した場所は、スタートして間もない第一カーブあたり。
動画を見た感じだけでは、ゆっくり進んでいるように思うかもしれません。
しかし実際は、風を感じるからか路面から近いからなのかはわかりませんが、速度以上の疾走感が味わえます。
しかも、コースの中盤~終盤になるとスピードを出せるポイントがあるので、4速でぶっちぎることもできます。
私は息子とおじいちゃんの3人(大人2人+3歳児1人)で乗りましたが、進まない…と感じることはなかったです。
実際に運転している様子はこちら。
無線から指示が出されていたの、わかりましたか?
無線に従って運転するだなんて、本当にF1ドライバーになった気分です。
サーキットチャレンジャーに乗るための費用は?
鈴鹿サーキット内(GPエリア)にあるサーキットチャレンジャーのチケット代は、1台1,500円です。
しかし、1,500円だけで済む訳じゃありません。
サーキットチャレンジャーを楽しむためにはまず、鈴鹿サーキットの入園料を払う必要があります。
- 1,700円(大人)
- 800円(小学生まで)
- 600円(3歳~未就学児)
これが必要です。
家族連れだと「のりものパスポート付」を購入して、入場するかもしれませんね。
その場合だと、こちらの値段。
- 4,300円(大人)
- 3,300円(子ども)
- 2,100円(未就学)
でも、のりものパスポートではサーキットチャレンジャーには乗れませんので、注意しましょう。
とここで、少し余談を…。
私が訪れたのは、ゴールデンウィークの真っただ中だったので、のりものパスを買おうとしていた父(おじいちゃん)を制止し
と入園料だけ支払って、中で乗り物チケット(綴り)を購入しました。
結果をいうと、これが大正解でした。
何を乗るにしても2時間待ち、2時間半待ちは当たり前。
小さな子連れの家族で、繁忙期に鈴鹿サーキットを楽しむなら、入園料のみで入場し中で乗り物チケットを購入する。
これはおススメです。
こう考えると、サーキットチャレンジャーは最低でも3,200円(大人)の支払いが必要ってことです。
乗車は最大で、大人2名+子ども1名=3人
サーキットチャレンジャーで使用する車は、最大で3名まで乗れます。
大人2名に未就学の子ども1人で、3名です。
大人だけなら、2名まで。
費用1,500円も、子どもと合わせて3人で乗れば1人あたり500円となります。
決して安くは無いですが、500円なら他のアトラクションの正規料金と変わらない値段です。
3名で乗車しましたが、さほど窮屈な感じはありませんでした。
サーキットチャレンジャーに乗る流れ
これより体感型アトラクションのサーキットチャレンジャーに乗るために必要な方法を紹介していきます。
チケット販売所でチケット購入
まずは、園内の指定箇所でチケット(1,500円)を購入します。
曜日によってチケット購入場所が異なるようなので、事前にチェックしておいてください。
基本的にはGPエリア「グランドスタンド」で、チケットを購入できます。
また、サーキットチャレンジャーが開催されない日もあるので、事前に確認してから訪れたほうがいいですね。
ちなみに上のイラスト内にある数字の青と赤の違いは、HP上でのカレンダーによる色分けです。
私はゴールデンウィークに行きましたので、12時ごろに窓口に行ったらすでに最終乗車に近いチケットしか購入できませんでした。
12時に並び始めて、12時30分に窓口。
そこで、16時のチケット(1台分)を購入です。
チケットに乗車予定時間が明記されているので、時間まで他のアトラクションに乗って遊んだり、昼食をとったりできます。
集合時間20分前くらいに、入場口付近に再集合
サーキットチャレンジャーは映画館のように、お客さんの入れ替え制です。
よって、予定時間より早く並んだからといって早く乗れるということはありません。
チケットに書かれた集合時間の20分前くらいから、整列のアナウンスが聞こえる位置にスタンバイしておけば十分でしょう。
ちなみに、観覧は無料(チケット代などナシ)でスタンドからできます。
我が家では嫁が観覧席から見ていましたが、嫁いわく
スタートしたのはわかったけど、誰が誰だかわかんなくなって見失ったよ。
とのこと。
あと
なんでみんな、コースに出たらフラフラしているの?
って聞かれました。
集合時刻に乗車できるわけじゃ無い
混み具合によって違うのかもしれませんが、施設内に入ってからも非常に長かったです。
私たちが実際に乗車したのは、集合時間のおよそ1時間半後。
チケットに記載のある集合時間(私なら16時)に乗車できる訳ではないので、注意しておきましょう。
乗車前に、有名な日本人F1ドライバーから説明を受ける
サーキットチャレンジャーは、乗車前にブリーフィングルームを通ります。
このブリーフィングルーム内で操作等の説明を一通りしてくれますが、モニターで説明してくれるのはあの超有名な日本人ドライバー。
肖像権とかあるかなぁと思ってあえて隠していますが、ホームページ等見ればすぐどなたかわかりますよね。
偉大なる日本人ドライバーの1人です。
乗車前には、多くのスタッフがサポートしてくれる
いざ順番がくると、1台に1人スタッフがついて車体の確認(シートベルトの確認)等をしてくれます。
嬉しいのが
写真お撮りしますよ
と言って、スタッフの人から写真を撮ってくれようとするところ。
ただし夕方の乗車だと位置的に逆光になるので、反射で見にくい写真が出来上がるかも。
プロによる撮影は、車に乗ってスタートした直後にあります。
上の画像付近の前方に、カメラマンがスタンバイしています。
その時撮った写真は、購入することができます。(900円~)
乗車後は、リザルトチェック
サーキットチャレンジャーでは、運転テクニックをグラフや数値で評価してくれます。
300円出すと、ライセンスカードを作ってくれるようです。
ちなみに総合評価はS、A、B、Cの4段階。
サーキットチャレンジャーは、スピード感があって大人も子どもも楽しめる|まとめ
大人も子どもも楽しめる、それがサーキットチャレンジャーだと思います。
鈴鹿サーキットは、3歳前後の子どもでも楽しめる乗り物はある方だと思います。
とはいえ、鈴鹿サーキットはモータースポーツのテーマパークなので、年齢制限のほかに、身長制限で乗れない乗り物も結構ありました。
そういう意味でも、サーキットチャレンジャーなら保護者同伴で2歳から一緒に乗れるし、何より約10分間という長い時間乗り物に乗って楽しめるのは、ものすごく楽しかったです。
あなたも次のお休みの日、ご家族で一緒に楽しみませんか?