『スイカの名産地』の歌詞が怖いって本当?意味や原曲を調べてみた

『スイカの名産地』の歌詞が怖いって本当?意味や原曲を調べてみた

一度は耳にしたことがあるであろう「スイカの名産地」。現在でもテレビ番組に採用されるなど、日本では馴染みの曲になっていますが、もともとはアメリカ民謡でした。そんなスイカの名産地の歌詞が怖いと言われているようなのですが、本当なのでしょうか?そこで今回はスイカの名産地の歌詞が怖いと言われている理由や意味、原曲などを調査しました。

『スイカの名産地』の歌詞が怖いって本当?理由は?

「スイカの名産地」の歌詞が怖いという声が一部であがっているようなのですが、実際のところは怖くありません。曲調も明るいですし、楽しくみんなで歌える歌であることは間違いないでしょう。しかし、なぜ怖いと言われるようになったのか?理由を調査しました。

意味深な歌詞があるから

スイカの名産地には意味がわからない歌詞が複数あります。例えば「ともだちができた スイカの名産地」確かに意味がわかりませんね。実は日本の童謡の中にも実は歌詞が怖かったというものもあるため、単純に意味深な歌詞を深堀りすると何かあるのではないか?と思った方が多かったのかもしれませんね。

歌詞に一切の繋がりがないから

大部分の楽曲は1番と2番で時間が流れていたり、繋がっていることが多いです。しかし、スイカの名産地は歌詞に脈略がないですし、3番ではスイカとは無関係のトウモロコシという歌詞が登場。結果、あまりの繋がりのなさから怖いという声があがったのでしょう。

「怖い」と検索されているから

スイカの名産地の歌詞は実際のところ深い意味もなく何も怖くないのですが、検索すると「歌詞怖い」というワードが出てきます。「怖い」と出てくると興味本位でクリックしてしまう方も必ずいるでしょう。結果、検索→クリックを繰り返したことで、上位に「歌詞怖い」が表示されてしまうようになったと思われます。それだけ「スイカの名産地」の歌詞に興味を持っている方が多いのかもしれませんね。

『スイカの名産地』歌詞の意味や原曲は?

もともとはアメリカ民謡と言われている「スイカの名産地」。意味や原曲を調査しました。

歌詞の意味

スイカの名産地を訳したのは髙田三九三という方で欧米の童謡を多く翻訳してきた人物で有名です。例えば「メリーさんのひつじ」や「ロンドン橋」などがあります。そんな髙田さんがある小学校でスイカの名産地の歌詞を思い付いたと言われています。しかし、どのような気持ちで歌詞を書いたのかはわかっておらず、憶測になりますが作詞の経緯からもそこまで深い意味はなかっただろうとのこと。どちらかというと、メロディに合った歌詞を書いたという方が近いかもしれませんね。

原曲

明るくポップなメロディが楽しい雰囲気の「スイカの名産地」は、もともとアメリカ民謡「ゆかいな牧場(Old MacDonald Had a Farm:マクドナルド爺さんの牧場)」が原曲です。「ゆかいな牧場」の歌詞を見ると、マクドナルド爺さんの牧場で動物たちが飼われている様子とその鳴き声が聞こえてくるだけのシンプルな構成であることが分かります。原曲は「動物」がメインの曲で「スイカ」は一切登場しません。

最後に

今回は「スイカの名産地」の歌詞が怖いと言われている理由や意味、原曲などを調査しました。歌詞が怖いと言われている理由は複数ありますが、実際のところ何ら深い意味はないことがわかりましたね。原曲はアメリカ民謡でお爺さんと動物たちのエピソードが描かれている楽曲で「スイカ」は一度も登場しません。このように、何ら繋がりがない部分が怖いと言われる理由でもありましたが、何ら怖い歌詞でも歌でもないため、安心してください。