『ひな祭り』の歌詞が怖いって本当?5番まである?意味についても調査

『ひな祭り』の歌詞が怖いって本当?5番まである?意味についても調査

誰もが歌ったこともある「ひな祭り」の歌。3月3日の桃の節句に歌うことは風習になっていますよね。そんなひな祭りの歌の歌詞が怖いと言われていることをご存じでしょうか?そして、本当に怖いと言われているのでしょうか?

また、正式に公表されている歌詞は4番までなのですが、5番まであるという噂もあがっているようです。

そこで今回は「ひな祭り」の歌詞が怖いと本当に言われているのか?また、その意味や5番まであるという噂の真相について調査しました。

『ひな祭り』の歌詞が怖いって本当?

まずは、「ひな祭り」の歌詞が怖いと言われているのは本当なのかについて調査していきます。結果、作詞者の家族への深い悲しみや愛情が込められた歌詞だということが判明しましたので、詳しく解説していきます。

「怖い」と言われている2番の歌詞は?

「怖い」と言われているのは2番の歌詞のようです。2番の歌詞を見てみると、

「おだいりさまとおひなさま

ふたりならんですましかお

およめにいらしたねえさまに

よくにたかんじょのしろいかお」

なのですが、怖いと言われている部分は、「よくにたかんじょのしろいかお」という部分だと言われています。実際なぜ怖いと言われているのかは次項で解説します。

「怖い」と言われている理由

2番の歌詞は作詞者の切ない家族の物語が隠されていました。実は作詞者のサトウハチロー氏には姉がいます。しかし、18歳という若さで当時流行していた結核により、神社に嫁ぐ直前で亡くなってしまったとのこと。

「よくにたかんじょのしろいかお」という歌詞は、亡くなった時の青白さを表現しているとも言われているため、「怖い」と言われるようになったようです。しかし、実際は怖い歌ではなく、大切な家族を失った悲しみと、その人を忘れたくないという深い愛情が込められた歌なのです。

『ひな祭り』の歌詞の意味についても調査!

2番は作詞者の姉に対する気持ちが込められていることがわかりましたが、この曲の歌詞の全体的な意味は、サトウハチロー氏自身の子供に雛人形を買い、子供たちが喜んでいる様子を歌詞にしたと言われています。

我が子を想う気持ちは、今も昔も変わらないことがわかりますね。結果、この歌は父親が子供の姿を見て書いた歌詞ということなのでしょう。また、家族そろって、お雛様を囲んで、楽しく過ごしている情景も思い浮かびます。親子の絆も、大切に繋げていってほしいという、願いも込められているのかもしれません。

『ひな祭り』の歌詞は5番まで?

「ひな祭り」の歌詞は正式には4番までしかないのですが、ネット上で5番まであると噂されており、都市伝説となっています。しかし、実際には明確な情報源や楽譜などは存在しておらず、信憑性は低いと言えるでしょう。

噂が広まった理由としては、ひな祭りの歌にまつわる様々な解釈や、歌詞に含まれた若干の不気味さなどが、人々の想像力を掻き立てた可能性があります。また、子供の間で替え歌が作られ、それが5番目の歌詞として広まった可能性も考えられますね。

最後に

今回は、「ひな祭り」の歌詞が怖いと言われているのは本当なのか?また、その意味や5番まであると言われている噂の真相を調査してきました。結果的に、この曲の歌詞は怖いものではなく、家族への切ない想いや家族の絆などが描かれた歌詞となっています。

また、5番まであるという噂は作詞者の人生背景などが憶測を呼び、都市伝説として広まったと考えられます。あくまで噂で信憑性が低いものであり、事実確認ができないため、あくまでフィクションとして楽しむのが良いのではないでしょうか。