背景透過の3ステップ

背景透過の方法はわずか3ステップ!フリーソフトをつかった画像の透明化

背景透過の3ステップ

楽天やアマゾンで商品を売るときや、プレゼンの資料などを用意する時。

商品の写真のデータをそのまま使うのではなく、写っているモノの背景を透明化したいって時ありませんか?

写真加工や動画編集の時にやる合成なんかの時も、背景透明にしたいよね。

 

しかし

男性普通顔
背景の透明化は難しいそう。
女性普通顔
気軽に使えるフリーソフトがあればなぁ。

って思っている、あなた。

 

今回は背景の透明化が簡単にできちゃうおススメのフリーソフトと、その使い方を簡単にお話しします。

 

背景の透明化に必要な手順は、わずか3つ!

  1. GIMPをダウンロードして、アルファチャンネルを追加する
  2. 透過する範囲を指定
  3. .pngで保存

以上です。

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フリーソフトGIMPをダウンロードして、使えるようにする

ソフトはGIMPギンプを使います。

無料なのに、フォトショップみたいに高度な写真編集ができます。

 

もう少し簡単にわかりやすく簡単に利用したい方は、Fotorを利用してもいいでしょう。

>>Fotorを使って、無料画像編集
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ブログ記事、書いていますか?私も(なんだかんだで)2019年6月で丸2年、ブログを運営してきました。[blogcard url=https://note.mu/mfilms/n/n6bea545e37f8][…]

Fotorのコラージュ機能を使って時短
結構、直感的に使えるから簡単です。

 

男性普通顔
Windowsに入っているペイントじゃ無理なの?

Windows標準ソフト「ペイント」では、複雑な透明化はできません

しかし、画像を重ね合わせるだけ(一部の画像背景を透明)なら操作が簡単なペイントでも可能なので、状況に応じて使い分けてください。

 

GIMPに話を戻します。

 

GIMPはフリーソフトなので費用はかかりません。

世界中での利用者も非常に多いので、わざわざ高額な画像編集ソフトを買わなくてもネット上にノウハウが転がりまくってます。

分からないときにサクッと調べられるのは、助かりますよ。

 

では早速、GIMPをダウンロードして使えるようにした後の作業を説明していきましょう。

 

GIMPでデータを開いて、アルファチャンネルを追加する

GIMPのダウンロードができてアプリを起動させたら、背景を透明化にしたい画像データを開きます

gimpでファイルを開く

「ファイル」から「開く」を選択しても良いし、フォルダから対象の画像データをドラッグしてもOKです。

 

画像の背景透明化手順

GIMP上で処理したい画像を表示したら、右クリックします。

 

その後

  1. レイヤー
  2. 透明部分
  3. アルファチャンネルの追加

の順に進んで、アルファチャンネルの追加をクリックしてください。

さっき登場した(上の)画像のような感じです。

 

透明にしたい(透過させたい)範囲を、ファジー選択

GIMPの作業アイコン(ツールボックス)に、ファジー選択アイコンがあると思います。

これは、ファジー選択と言います。

 

選択した色と同じ色を、その付近のみで自動で選択する。

という作業ができます。

 

隣のアイコン色域選択アイコンは、色域を選択という作業アイコンです。

色域を選択した場合、選択した色と同じ色を画像全部の中から探しだし、同じ色の部分を選択するということができます。

背景がホワイトバックなど、単一の時にはこっちの方が便利ですね。

使い分けていきましょう。

 

今回はファジー選択で背景の白色を選択します。

ファジー選択で透明化したい部分を選択

選択範囲が点線で表示されています。

透明化したい部分が囲まれていれば、OKです。

範囲を選択できたら次のステップです。

 

選択した範囲を削除する

ここからは簡単です。

キーボードのdeleteキーで選択した部分を削除します。

選択部分を削除して透明化

すると写真のように、選択していた部分が市松模様・・・・のようになりました。

 

この市松模様の部分が、透明(透過)になっている部分です。

これで透明化成功です。

ステップ2で終わってしまいましたね(笑)。

 

画像データを「.png」で保存する

男性普通顔
もう終わったんじゃ無いの?

 

ステップ2で満足しそのままファイルを保存してしまうと、GIMPで作業するためのファイル(.xcf形式)として保存されてしまいます。
※GIMPのバージョンよっては元のデータの拡張子のまま保存されることもあるようなので、一概には言えないみたいです。

 

背景透過させた画像を、きちんと透明として表示する状態。

かつ、他に再活用が出来る状態じゃないと困りますよね?

そこで、背景透過させた画像を「.png」で保存する必要があります。

 

  • pngの形式を選択して、エクスポート
  • 名前をつけて保存 → ファイル名を決定する際に(直接)拡張子を変更

このどちらかの方法で、背景透過させた画像データをpng形式で、保存します。

pngで透過した画像を保存

GIMPのバージョンによっては差異があるかもしれませんけど、いずれにしてもpngで保存します。

 

保存までに(ポップアップで)色々と設定が表示されますが、基本的にはいじらず大丈夫です。

画像をエクスポートする際のポップアップ

エクスポートが無事終了(記録)したら、背景透過された画像の完成です。

 

画像を確認してみよう!

これが保存された画像になります。

背景が透明になった画像

イマイチ背景が透明になっているのかわからないので、元画像と比較してみましょう。

元の画像はこちら。

透明化する前の元画像

こちらは、背景が白いですね。

きちんと画像の背景が透過された(透明な)状態で保存できていたようです。

 

画像の背景透過方法、まとめ

背景透過の3ステップ

画像の背景透過方法について、おさらいです。

  1. GIMPで画像を読み込み、画像を右クリック。
  2. 「レイヤー」→「透明部分」→「アルファチャンネルの追加」を選択
  3. 透過させたい部分を選択(フィジー選択か色調から選択がオススメ)、削除(Delete)
  4. 「.png」で保存

以上です。

 

特に、透明化するための手順としてポイントなのは

  • アルファチャンネル
  • 選択と削除
  • pngで保存

この3ステップさえマスターすれば、簡単に背景を透明化できるようになります。

 

注意としては、

  • .pngで保存しないと、透過(透明)の情報は反映されない
  • 選択範囲をいい加減にやると、それなりのクオリティにしかならない

の2点かな。

 

透過(透明化)の作業の決め手は、どれだけ綺麗に削除出来るかがカギです。

 

例えば、先ほど例で作った画像もよく見ると、白い部分(透過できていない部分)が残っています

透明化し損ねている部分

 

こうならないためにも、私なりのコツを伝えておきますね。

はじめは大きく削っていき、細部を編集する。

これで、随分と完成度と効率が変わってくると思います。

 

細部を編集する具体的な方法としては

  1. 画像をズーム(ctrlキーを押しながら、マウスのホイールボタンをクルクル・・・・すると、簡単)
  2. 自由選択自由選択アイコンを選ぶ。
  3. 透過させたい部分をなぞっていき選択。
  4. 選択した部分を削除。
自由選択は自由度が高いので、細かな切り抜きにも適しています。

 

また、映っているものによっては透明化したい範囲が広く、残したい部分が狭い場合もあります。

そんな時は、残したい部分を選択してから、選択を反転・・・・・した方が時短に繋がってはかどりますよ。

 

画像編集は一見ハードルがたかそうに思いますが、慣れてしまえばどうってことはありません。

ひと手間かけて、見栄えを良くすると印象がガラリと変わってきます。。

ぜひお試しください。

 

 

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