食べ物が腐りやすい季節!安全に長期保存できるテクまとめ

食べ物が腐りやすい季節!安全に長期保存できるテクまとめ

高温多湿で、食べ物が腐りやすい季節がやって来ました。せっかく特売で買った食材も、放置しすぎてしまうとすぐ悪くなってしまいますよね。食品ロスを防ぐために、買った食材は安全に、新鮮さをキープしたいですね。えのきの賞味期限のように、足の早い食材もたくさん。食べ物が腐る仕組みを知って、正しい保存方法を心得ておきましょう!

どうして食べ物は腐ってしまうの?

この時期、食べ物が腐ってしまう要因は気温と湿度。食べ物を腐らせる細菌やウイルスは、高温多湿な場所を好みます。7~8度から菌が徐々に増え始め、35~40度になると活発に繁殖します。気温も高く、また湿度も高い梅雨の時期は、とっても危険なんです。悪くなった食べ物を知らずに口にしてしまい、食中毒を起こすという危険性も高い季節。適切な温度管理を心がけて、冷蔵庫や冷凍庫を活用しながら、安全に食品を保管しましょう。

食品ロスを減らそう!食べ物を長期保存するテク

ラップを使おう

ラップは耐水性があり、酸素を通さないようになっています。食材を乾燥から守ってくれるので、安全性だけでなく食感や新鮮さもキープ。肉や魚の酸化も防いでくれますよ。

保存袋を使おう

耐水性はありますが、ラップと比べると若干酸素は通しやすくなっています。乾燥させたくないものは、水を含んだキッチンペーパーなどで包んでから、保存袋に収納すると良いでしょう。

キッチンペーパーや新聞紙を濡らして使おう

キッチンペーパーや新聞紙は、野菜を乾燥から守るだけでなく、余分な水分を吸収してくれる効果もあります。空気を遮断してくれるので、酸化を防ぎたいときにも最適。読み終わった新聞紙などは、捨てずに野菜の保存用に取っておくことをおすすめします。

野菜の保存時に気を付けたいこと

すべてが冷蔵保存向きではない!

野菜は基本的に、乾燥を防ぐために濡らしたキッチンペーパーなどにくるんで、冷蔵庫の野菜室で保管することが大切です。しかし、中には低温保存してはいけない野菜もあるんです。さつまいもなどの芋類は、実は冷蔵庫が苦手。新聞紙にくるんで、涼しい場所に保管してあげましょう。じゃがいもは水分が飛びにくいといわれているので、常温保存でも数日はもつ場合もありますよ。

青菜系は傷みやすい!

ほうれん草や小松菜などの青菜は、放っておくとすぐにパサパサになってしまいますよね。乾燥しやすいので、濡らしたキッチンペーパーを巻いて、立てて保存しましょう。畑で植えられている状態で保管してあげると、新鮮さが維持できるんですよ。

肉の保存時に気を付けたいこと

肉は、基本的に小分け保存がマスト。1回分の量に分けて冷凍保存すれば、すぐに使わなくても1ヶ月くらいはもつそうです。パックのまま冷蔵保存しがちですが、実は肉から出る汁が臭いのもとになるんです。それが食中毒の原因になったりもするので、できるだけ汁の出ていない肉を選ぶのもコツですよ。

魚の保存時に気を付けたいこと

傷みやすい食材なので、購入したその日に使うようにしましょう。それができない場合には、冷凍保存が良いでしょう。内臓部分から順に傷んでいくので、下処理をして水分をよく取り除いてから冷凍するのもポイントです。次に使う際の時短にもなりますね!

まとめ

野菜 冷凍保存できるものも多くありますから、種類をよく確認し、冷蔵庫か冷凍庫か、また水分を維持したまま保存するのかどうかも、気をつけてみてくださいね。肉や魚などの生ものは傷みやすく、悪くなった状態で口にしてしまうととても危険。購入したその日に使うことを基本に、難しい場合は適切な方法で保存し、なるべく早く使い切るようにしましょう。