『さっちゃん』は「さっちゃんはね~」で始まるほのぼのとした童謡であり、誰もが1度は聞いたことがある曲ではないでしょうか。
テレビなどでも替え歌として使われることも多い『さっちゃん』ですが、歌詞が怖く、100番まであるという噂もあるようですね。
そこで今回は、『さっちゃん』の歌詞は怖いのか、100番まであるという噂の真実などについても調査していきたいと思います。
『さっちゃん』の歌詞は怖い?
小学生の頃などに音楽の授業などで習ったことがある『さっちゃん』ですが、なぜ歌詞が怖いと言われているのでしょうか。
一般的に、『さっちゃん』の歌詞は1番から3番までしかなく、内容もそこまで怖いものではないと感じる人が多いと思います。『さっちゃん』の歌詞が怖いと言われている理由はこのように考えられているとか。
- 深読みすると悲しい歌だから
- 4番以降の歌詞が怖いから
それでは、『さっちゃん』の歌詞が怖いと言われている理由を詳しくみていきましょう。
深読みすると悲しい歌だから
『さっちゃん』の1番から3番までは、「さっちゃん」の名前の由来やバナナが好きなことを紹介しているような歌手となっています。しかし、3番では「さっちゃん」は遠くに行ってしまい、自分の事を忘れてしまうと表現していますね。
ほのぼのとしたメロディーと少し切ない感じのある曲ですが、全く違う解釈の仕方もあるとされています。
「さっちゃん」の体が小さいのは病気のせいで、バナナを食べているのも柔らかく、消化の良いものだからで、半分しか食べられないのは体力も気力がないことの表現だと考えることもできるようですね。
4番以降の歌詞が怖いから
実は『さっちゃん』には4番以降の歌詞があり、ここから内容が一気に怖いものになってしまいます。
4番から6番の歌詞を確認してみると、線路で電車に轢かれて足をなくしたり、誰かに押されたせいでそうなったから貰い行くといったような、恨みが込められている内容になっていました。1番から3番までの歌詞とは大きく異なり、ホラーテイストになっていることから4番以降は後から作られた歌詞の可能性もありますが、それによって怖いという噂が出ているのではないでしょうか。
たしかに、4番以降の歌詞を知ってしまうと、『さっちゃん』という曲が怖く感じられてしまいますね。
『さっちゃん』の歌詞は100番まであるという噂は本当?
4番以降の歌詞からホラーテイストになっている『さっちゃん』ですが、100番まであるという噂もあります。しかし、『さっちゃん』の歌詞は99番までしか確認されておらず、100番まであるという噂はデマである可能性が高いのではないでしょうか。
99番目の歌詞は自身を死に追いやった相手を見つけ、復讐したという内容で終わっています。
このように、かなり怖い内容になっている『さっちゃん』は、カラオケなどでも1番から3番までしか歌うことができないようになっているそうです。
『さっちゃん』の都市伝説の始まりとは?
1番から99番まで歌詞がある『さっちゃん』ですが、歌うと呪われるとまで言われるようになったのはなぜでしょうか。
『さっちゃん』の都市伝説が始まった理由は、ガラケー時代に流行ったチェーンメールというものが大きく関係していると言われています。チェーンメールは今で言う迷惑メールのようなもので、届いた人は何時間以内に何人以上にメールを送らないと、呪われるといった内容が描かれたものです。
『さっちゃん』の歌詞もチェーンメールとして多くの人に出回ったため、都市伝説になってしまったようですね。
まとめ
今回は『さっちゃん』の歌詞は怖いのか、100番まであるという噂などについて調査してきました。
『さっちゃん』の1番から3番までの歌詞はほのぼのとしていて、少し切ない感じですが、4番以降の内容がホラーテイストであるため怖いと言われているようですね。
また、『さっちゃん』の歌詞は99番までしかなく、100番まであるという噂は都市伝説として広まったことなどが関係しているのではないでしょうか。